そう、あれは2013年の9月。
SWINDLEが愛と平和と音楽の使者と名乗る前から
すでに、そんな気がしてならなかった金字塔"Long Live The Jazz"をリリースしてまもなく
東名阪でツアーをしたのが1番最初。
そしてGOODWEATHERがもっとも希望に満ちてGRIMEを見つめたのもその頃。
その頃のぼくが書いたプロフィール文はこちら
サウスロンドン出身、8歳でピアノを学び13歳で独自にトラック制作を開始。 ジャズ、レゲエ、ソウルミュージックから影響を受けながらも、 同世代のHIPHOP、GRIMEトラック制作で頭角を表す。 Chipmunk、ProffesorGreen、RollDeep、RosesGaborらとコラボレーションワークを重ね、 インストゥルメンツ・プレイヤーのバッググラウンドを活かした、ジャジー&ソウルフルな身体性に、レイブ~グライムの現代的な感覚を練り込んだフレッシュなベースミュージックは瞬く間にダンスフロアでの支持を獲得する。さらに2010年、「BUTTERZ」レーベルの人気DJユニット、 Elijah&Sklliamとのリンクアップにより、さら活動の場を広げ、TerrorDanjah、Roska、 Royal-T、Silkieとの共作でラジオヒットを量産。DEEP MEDIからのシングル”DO THE JAZZ"は クロスオーバーヒットとなり、べースシーンにとどまらない人気を獲得、アメリカ、南アフリカツアーを決行し、成功を収めた。
そう、すでにもうSWINDLEはインストグライムという以前に、インスト、いやサウンドエスケープ的なミュージシャンとしての才能は一流を約束された存在だったんだ。
だから、東名阪のブッキングはこうなったんだよね。
ダンスミュージックは、自由であり無限大に拡がるインストゥルメンタルの可能性をもってる。
故に、SWIDNLEのもつファンキーでソウルフル、でもロンドンだからこそのメルティングポットな側面を、どうやってみんなで面白く紹介できるだろう!
そういう中でその時最も最高でベストなプレイヤーを集めるとこうだったんだと今でも思う。
今ならどうなろう、今ならもっと通じたかもしれないね。
そしてこのメンツが一晩に集まるきっかけは、もう無いのかも知れない。
Sauce81,SKYFISH,BRISA,Seiho,CHELSEA.JP,そしてPART2STYLE
ベースだ、ぐらいむだ、ダブステップだ、UKだ、なんだ、かんだ。
それは、それで最高なんだけど
コンシャスってそういうジャンルで括ることだけじゃなくて
この現象を如何に”若い人”に伝えれるかなってことが、最大限の目的だったと思う。
クロスオーヴァーっていうのは、そんな容易いオールジャンルではなく
コンシャスだからこそ、1本道筋から拡がる地図であり、まさに世界旅行なのだ。
さて、その後。
もはやその後はSWINDLEは爆発的に世界中を巡ることになる。
南アフリカ、ブラジル、アメリカ、マレーシア等々。。。世界のあらゆる地域で
彼の感性はより音楽へのひたむきな追究と自己ルーツへの帰依が混ざり、豊かになった。
そして3度目の来日。彼は名古屋へ、帰ってきた。
この時、もうボクの中ではSWINDLEにはUKサウンドという向き合いではなく
SWINDLEのサウンドジャーニーへ、あらゆる国を跨いで、それこそ”愛と平和”を感じることをしたかった。ブッキングは、2013年の時にはやれなかったアイデアを名古屋だけのエクスクルーシブとして、沖野さんを招聘したのを思い出す。
ぼくはフロアで不覚にも涙を一粒落とした。
それはやっぱりSWINDLEが愛を込めてフロアボムしたダブステップクラシックスであり
そこにある強烈な自己ルーツへのリスペクトを大きくなった彼だからこそ出来るプレイだなと
2015年のクロアチアOutlookで、ブラカソンシステマのステージをSWINDLEと、後、彼の奥様になった彼女と、(トゥルータイガーも居ました)ちょっと離れた位置から見てて
既にスターになったはずのSWINDLEが、ブラカソンの大名曲を指さし
「これがね、これがオリジナルリディムなんだよ。俺はコレを目指したい。
自分を神と崇める人の前だけでやるんじゃなくって、もっと有象無象がワッカになって
俺のリディムでハッピーになるんだ!これだよ!うん」
と、彼女と肩を組んで、ボクに”オヤツ”を勧めながら熱く語ったことを一生の思い出にしてたボクには、その「全員がもうワケ分かんないくらいミックスになって踊る」っていう瞬間を感じた。
名古屋の、老舗だけどそうは大きくないサイズのクラブで。
強烈な多幸感と、そこにある音楽の可能性をまざまざと見た気がする。
音楽は絶対裏切りはしない
裏切ってしまうのは、いつも、自分だ。
そして、ぼくは沈黙をしてしまった。
この年は、強烈にブッキングを予定してて
この後、THEATHER1,SPOOKYのツアー、SAM BINGA、Imaginary Forces,そしてChimpo&Jonny DUBと続いていた。でも、沈黙をしてしまった。それはまた過去のブログ記事にあるけど
それはもう、奥底にいってしまったので読んだ人だけが思い出してくれたらいいや。
そして、GWは一旦休止とした。7月に#0として閉じたのだ。
辞めたわけでは無いけど、自分の本当にしたかったこと、レーベル活動、
そういう事に立ち戻って、そうして時がくるまでは、しばらくはZECHGANGZと
レーベルアーティストのプロモーションに専念しようと思っていた。
今でも、それをメイン活動にシフトしようとしているけど
でも、
でも、彼はやっぱり格別なんだ
おかえりなさい。SWINDLE!!!!
何も言うことは無いよね。
そして、メンツも当たり前のように我らでやります。
我らも、もうそういう気合いでここまできたんだ、何を迷っている
早く前売りを買いなさい。パーツーとカーペインターのリミックスがもらえるし
早く買うんだ!明日の19時には締め切る!!!!!!!!!!!
そして、嬉しいことに。AGO君のポスターワークもここで繋がった。
Twitterでは何度も呟いているけど
来日アーティストを招聘して、思い出作りや、アーティストを褌にして相撲をとりたいわけじゃなく
何でも良いからイーブンな関係になって、誰でも良いからアッチ側にいけと思ってる。
その中で、PART2STYLEは既にクロアチアOutlookはもとより、UKツアーでも認知度は高く
それこそ、あらゆる海外ツアーをする日本人アーティストでもカナリ現地の土着なシーンに密着して
必要とされている。それは何よりも、ぼくは嬉しいと思ってる。
そんな感じで、ちゃんと才能ある人は、ちゃんと繋がって、ちゃんとアッチに行って欲しい。
そういう意味では、AGO君がGWを介して、認知され、ピックされアッチにいったのは
とても誇らしいし、こういうことやってるモチベーションに、なるよね!
早くミンナ、ギャランティーのいい諸外国で売れっ子になってw
早くGOODWEATHERの本拠、GARAGE GOODWEATHERでポルシェを買ってくれ。
なによりも、それが最大の目的だw
ぼくは、そういうところがギャングスタなんだ☆
明日は、ぼくはやっぱり嬉しくなってはしゃいでいると思う
だって、GOODWEATHERはぼくのパーティーなんだもん☆えへへ
フロアであいましょう!
ぼくは壁に腕くんでもたれてなんか居られなくって
多分超はしゃいで泣いてしまうよw