outlines take a over feat.HattiVatti
お久しぶりです、ブログを書くことすらままならない。
何故なら今、また肋骨おれてんの咳喘息で。
それまでも心身共に異常に疲れて文章がおもいつかないの。
ドウイウコト?追い詰められすぎでしょ人生☺️
とはいえ世間はアフターコロナ、めちゃくちゃ賑わってます!
桜も満開で久々にお花見をしている様子をみると、ウキウキもする。単純!
花粉も去って行くなかで私自身も心を躍らせたいなと思う昨今。
そういうタイミングって沢山の旧友から便りがとどくもので、中にはもうあれから
10年も、12年も経ったんだねっていう思いもチラホラの中で
「今月日本にいくんだよ」という急にもほどがあるメッセージが届いた午前2時。
今やポーランドを代表するエレクトロニックミュージシャンであるHattiVattiからだった。
ポーランド人プロデューサーHatti VattiことPiotr Kalinskiは、2009年よりMindsetやNowe Nagrania、Absysといったレーベルからアナログ作品をリリースしてきた。2014年始めには地元ポーランドのレーベルNew Moon Recordingsよりファーストフルレングス『Worship Nothing』を発表。盟友SynkroやSara Brylewska、Versaなど複数のゲストを迎え、ベースミュージックとエレクトロニカが融合したPost BassMusicを目指した後、
Andy StottやNOONとの共作や、数々のレゲエシンガーをfeatした新たなダブホールを展開している。
DubstepやDrum'n'BassだけではなくJUKE/FootworkやHIPHOPでさえも、ジャンルのエッセンスをしっかり意識させながら、常に美麗で浮遊する世界観をもつのが持ち味だ。
午前2時の会話は、コロナも落ち着いたしそろそろ遊びに行こうと思った、ぐらいの軽さだったが「実はちょっと夢があって」と切り出された時に、すごく自分の心が動いた。
「ポーランドの親友が運営しているoutlinesっていうミニマルフットワークの実験的レーベルから自分もリリースするんだけど、outlinesからリリースしている日本人とセッションしたいと思ってて、まぁ、これはできたらなーって感じではあるけど」
という提案だった。
アウトラインズ、このレーベルの存在はこのユニットの存在なくしては語れない。
それこそが今年再起動を果たしたTHEATER 1なのだ。
さて、このミニマルフットワーク/テックジュークという極北の挑戦に応えるように
カセットテープでのリリースや、統一感のあるアートワーク、そこでリリースされた日本人プロデューサーのチョイスで日本でもショップでカセットテープの販売がされたこともあるので、多少知られているレーベルではあるかもしれない。
またこの主催を務める”Paide”氏はポーランドでの電子音楽フェスunsoundでも名物キュレーターを務めであり、ポーランドにおけるFootworkコミュニティ”POLISH JUKE"クルーの1人でもあるので、追っていれば名を知る人もいるかと思う。
ダブワイズという手法を拡大し、あらゆるジャンルの壁を美麗な世界観で彩るHatti Vattiと
ミニマルという概念をフットワーク/JUKEに適用し、ダンスミュージックタブローを魅せるoutlines、またこのレーベルでリリースした日本人プロデューサーの邂逅は、またとないチャンスと感じるのは私だけではないと思う。
というか、こんな心躍ること最近あったかな。。。
ダンスミュージックは絶対的に時代と共に進むもの。
進化し続けていくことが常にベストを作り上げるし、カルチャーをより強固する。
そういう夢希望をたまたまのチャンスで超絶に急のことだけど参加していただけるアーティストに感謝。
今回、THEATER 1の2人、ことD.J.FulltonoとCRZKNYがいることも大きいが
なによりokachihoさんが始めて名古屋でプレイすることがなによりです。
プログラミングコードの偶然性と整然が織りなす音像は、絶対に見て欲しい芸術です!
桜咲けば、もう次へと進む。
もしこの日心に余裕があればこの新しい音粒を体験してください!
日本と、ポーランド。
どちらもシカゴからはほど遠いが名古屋に集まることができました。
こういう瞬間を捉えることが、私の使命かと思っています。
