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PERSPECTIVE #6 "HI-C"

PERSPECTIVEはあるキッカケで集まったテクノDJが、ローカルシーンですらこういう組み合わせは無かったし、たまたま同世代だし、ちょっとフレッシュにヨコヨコでやってみようじゃないかというとても単純かつ分かり易いコンセプトで気軽に始まった。


基本はローカルDJのプレイを追求しつつゲストもまさに、ヨコヨコ。 気になる人や友だちを誘ってテクノパーティーの楽しさ、面白さ、可能性を探っている最中

まだまだ、これからどうなるかは自分達次第と言いつつもう6回を迎えた。

月1のCGWレギュラーというポジションながら、もう半年目なのである😂ハヤイ!

最初はDJ百窓ではじまり、KAI GALACTIC行松陽介と続きTKC、そしてTatsuoki

ラインナップは現在の日本におけるテクノを語るに必要なゲストチョイス。

ふんわりとしたイメージとは裏腹に実は地方のテクノパーティーとしては相当攻めた人選で

フェイムやプロップスを求めず、本当にプレイだけにフォーカスしているのがわかる。



フェイムやプロップス。

これほど我々アンダーグラウンドの人間が捕らわれるものはない。

そして手に入れてなお、一旦それを脇に置いてでも夢をみる純粋なプレイヤーが

今回のゲスト、HI-Cだ。



HI-C。その存在は輝かしい栄光がある。

DMC世界大会5連覇を達成し、アジア人初のVestax World championに輝くターンテーブリスト兼プロデューサー DJ HI-C”という名はちょっとググればすぐに出てくる。

youtubeで検索すれば、その勇姿はいくらでもチェックできる。

2000年代のどんどん海外進出する日本人アーティストの中でも圧倒的な技術とアイデアが

Kireekという奇跡的ユニットによって拡張されたし我々も盛大に影響された。

そして、2018年にKireekでの活動を止めた後、HI-Cは今まで相当溜まっていたのであろうビーツアーカイブを惜しげも無くリリースに繋げていく。

そもそもHIPHOPフォーマットに縛られずドラムンベースやブレイクコアを自在に操っていた彼からしたら、ダンスミュージックの可能性としてテクノに傾倒するのはごく自然のこと。


特にDachamboのCD HATAとコラボしたこの作品では明らかにモードが変わったし

HI-Cのキャリアやとりまく環境が大きく変化していた(ように見えてた) 変化凄すぎて私もちょっとよくわかってなかった😂

そしてオーガニック&トライバル系サウンドへの帰依をしたテクノEPをリリースし、

HI-Cはターンテーブリストの顔、プロデューサーの顏、にテクノDJの顏を併せ持つ

アシュラマン状態になった。

(ちなみにこのレーベルは私的にはZEN RYDAZのREMIX経由で知ったDo Shock Boozeさん主宰、MEIYOUというサイケデリックとプログレッシブ・テクノ融合のパーティーもされています)


アシュラマン状態になったHI-Cは元々兼ね備えていた雑食性やベースミュージック、HIPHOPへの深い関わりという独自のセンスでトライバル、オーガニック、トランス、ミニマル、プログレッシブとキーワードを挙げればキリのないくらい飲み込んで

去年とうとうMOMENTという野外イベントを主催。

チケットは瞬く間に完売し、理想郷のような場所をとうとう作り上げたのだ。



錚々たるメンバーを従えて、野外フェスの主催を叶え大成功を収め、

新たなる電子音楽と人との関わりやダンスフロアという場所への思いをもって

DJブースと向き合うHI-C。阿弥陀如来(キリーク)から阿修羅へ変わっていったのも

彼にとってはごく自然な成り行きだったのかな。

(私が勝手にアシュラつってるだけなんだけどね😊)


フェイムやプロップスから解脱して、完全に音楽の道をゆく姿は

この先もHI-Cが更なる高みへいくんだろうなぁっていう期待感でしかない。

そんなHI-Cが盟友とするujからの声がけでCGWにてプレイします!


PRSPCTVメンバーとしてサポートに、日本中を駆け巡り現場体感を主軸にしたビッグパーティーChaoBana♥️を名古屋club MAGOで主催するKento Kumazaki

四日市Advantageをヤサに土着性の高いテクノで攻める酔拳プレイが沼的に最高なMugi、

今回のパースペクティブにHI-Cを繋いだ東海を代表するテクノDJとして名を馳せ東海最大の野外テクノパーティーORBITのクルーでもあるuj

そしてこの全員が違う視点でフロアに向かう夜をまとめるGOODWEATHER所属SAV

いまだ見えぬ理想郷を求め、偶然集まった仲間。

でも、わからんよ、普段の活動が別だろうが視点が違えようが求める先は同じなんだろうから。ブレーメンの音楽隊よろしく、ビッグキリングを果たす。


何事も継続して行く先にある答え、なんだと思う。

GOODWEATHERだってそのつもりで底意地のみでここまできてる。

その旅路にたまたまフェイムやプロップスがあったとして

でもそれよりもっと重要なのは、続けると言うこと。

それを体現して見せるHI-Cのプレイ、VOIDを磨いて待ってます!

あと、お得価格!にせんえん!

この日ハシゴしたい方おもいるんじゃないの?

一番ぶっ飛び体験できるのは間違いないし、リラックスしてあそんで欲しい。

是非、お立ち寄りくださいね!









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