RVST DANCE
最終更新: 1月27日
GOODWEATHERはクルーとしてコレクティブとして、いかにも団体のように見え
実は全て私のトップダウンによって運営されています。
トップダウン、聞こえが良いな。。。ワンマンのほうが正しいか。。
そうなるとこの運営のデメリットってはっきりしてまして
反発が生まれやすい
私の能力に大きく左右される
私の人望がないと機能しない
という、地獄の様があって特に顕著にでちゃうのが
私のセンスがその時流にハマらないと格好良くても結果的に無視される
という、これも過去ほんと何回もあった事が起こるわけです。
これを良く言えば「早かった」悪く言えば「スベってる」
しかもコレをGOODWEATHERに付き合わせるわけですから
各個人素晴らしい才能があっても「変な人」というイメージが付くという悪循環
それが現在に至っているのが元凶ではないかと。
ネガティブな書き方をしているけど、当然私はなんとも思っていなく
表現が時代に合うか合わないかとか、受けるためにアップデートせねばならんのかを
断固否定してるというだけなので問題はないんですけどね。
さて、久々に音楽的なブログを書いているのにネガティブな愚痴みたいなことが書きたいわけじゃなく、CRZKNYがこの個人レーベルDKMVのリリースシリーズ最新作が最高なんで
手前味噌ではなく、紹介したいなと思って書いてます。
本人が記事で書いているのも是非
https://www.dkmv.org/post/rvst-house-髄音
で、この記事にもあるんだけどこのアルバムは2016年から提唱しているrvst house(ラストハウス)プロジェクトの流れにあって、このプロジェクトは3rd ALBUM MERIDIANのdisk2でも展開し、その後もrvst houseという別枠を作ってリリースをつづけ、
そして完全たるデトロイトハウス直系の美しいハウスEPを経て進化し続ける(CRZKNYのみが構築しつつある)160BPMテクノの対岸にあって、
ハウスミュージックが内包する肉感的なラフさを荒涼とした世界観で聞かせるドライな質感にさらにTB-303のハードアシッドがぶち込まれたレイブなのに誰1人そこにはいないような、だたっぴろいウェアハウスのがらんとした場所で何か念のようなものが踊り狂ってる
完全に訳の分からない感情と肉体が乖離しているような、だけど聞けば突き上がる欲望がわくダンスアルバムに仕上がってました。
2021年もまったくクラブの現場は休止せざるを得ない状況で
ここまで踊るぞ地獄のアルバム。(先月なんかPHONKxFTKですからね)
絶対にダンスミュージック、しかも超ハードなフロアを想起させるリリースは
今完全に彷徨い続けている亡霊のような「在りし日のダンスフロア」を思い出のように語る現象を真っ二つに切る希望の地獄刀の様な存在になるんじゃないかと思います。
圧倒的に個を打ちだして異彩とか狂気とかの名を欲しいままにしているCRZKNYの新しいレーベル、みなさま是非チェックしてみて下さい。
きっと殆どの人が「またあの変な人がナンカやってんでしょ」。。。。ならマダましで
全く世の中には認知もされていないと思いますが。
何故なら、CRZKNYもまた表現が時代に合うか合わないかとか、SNSやメディアに受けるためにアップデートするという無駄手間を断固否定してるタイプのアーティストなので
圧倒的マイウェイを突き進んでいるわけです。
圧倒的マイウェイ。。。。今年はもっと認知されよう!!!!!